レバレッジ10倍に引き下げる~今後のFXと規制~
2018年に予定されていたレバレッジ規制が、見送られることが決定致しました。
ただ、トレーダーの間では2019年の夏には確実にレバレッジ規制が実施されるだろうと言われています。
(過去に行われた、レバレッジ規制は8月に行われていること。そして、レバレッジ規制についての有識者会議の最後に、2019年の夏に実施を匂わせたことが根拠として挙げられます。)
これまで国内FXでトレードをしていた方にとっては、おそらくデメリットしかないレバレッジ規制になるでしょう。
しかし、国内FXトレーダーの方で、レバレッジ規制について詳しい方は少ないです。
そんな国内FXトレーダーに向けて、この記事では、
・レバレッジ規制による変化
・なぜレバレッジ規制をするのか
・レバレッジ規制の影響を受けない方法
の3点を中心に、みなさまにお伝えできればと思います。
レバレッジ10倍に引き下げでなにが変わる?

最大レバレッジの規制は、過去にも行われており、400倍から始まり50倍、そして今の25倍になりました。
そして2019年のうちに最大レバレッジを10倍にする規制が行われるかもしれません。
過去のレバレッジ規制では、規制を嫌って国内FXから海外FXに移行するトレーダーが続出しました。
レバレッジ規制には以下のデメリットがあります。
- レバレッジが変わると、少額の資金から多額の利益を出しにくくなる。
- 低レバレッジでの取引をしている方でも、レバレッジ10倍規制の影響をうける。
- 取引するための最低限の資金である必要証拠金が多く必要になる。
詳しく解説していきます。
レバレッジを使って100万円の取引をしたい場合、レバレッジが25倍だと4万円で済みますが10倍だと10万円必要になります。
必要証拠金が6万円も異なってしまうのです。
必要証拠金が多く必要になることによって、ロスカットを受ける基準も変わってきます。
ロスカット基準が高くなると損した状態で決算されてしまう可能性が高くなってしまうのです。
またレバレッジが25倍だからロスカットにならなかったものの、レバレッジが規制されるとすぐにロスカットになってしまうトレーダーも多いはずです。
なのでレバレッジ10倍以下で取引している方でも、レバレッジ規制の被害者になってしまうのです。
このようなことから、この規制に関係のない海外FX業者への顧客の流失につながってしまうことが見込まれます。
金融庁がレバレッジを10倍に引き下げることで、日本のFX業者は対抗できず受け入れるしかないのです。
レバレッジ規制の理由

レバレッジ10倍規制の理由ですが、「急激な為替変動が起きた場合、トレーダーや金融機関の想定を超える損失を抱えるリスクが高まっている」ことが理由です。
つまり金融庁が過度な信用取引(FXは証拠金を担保とした信用取引)により生じる負債から投資家を守る目的で進めてきたものです。
スイスフランショックやチャイナショックで追証になった方も多かったので、レバレッジ規制で追証になる人を防ぐことができますよね。
しかしながらレバレッジが規制されたとしても、投資家保護には必ずしもつながるわけではありません。
なぜならFXではレバレッジをどれだけ高くしようと、取引通貨量を変えなければリスクは変わらないからです。
レバレッジを1000倍でも10倍でも取引通貨量が100万円なら、利益も損失も変わらないのです。
ただレバレッジを高くして、あまりにも高い取引通貨量で取引を行っている方もいます。
そのような方は急激な為替変動が起きるとロスカットが起こらず、追証という借金を負ってしまうのです。
そのようなトレーダーの一部である、ギャンブルトレーダーを保護することはできます。
ギャンブルトレーダー以外は保護していませんし、むしろマイナスが多いですが、投資家保護がレバレッジ10倍規制の理由です。
メリットが少なく感じますね。
そんなあまりメリットがないように感じるレバレッジ規制ですが、他にも隠れた理由があると考えられます。
あくまでも憶測ですが、それは店頭FX業者のみレバレッジ10倍ということが影響していると考えられます。
規制を店頭取引だけにする理由とは

今回のレバレッジ規制は日本の店頭FX業者だけと言われています。
「店頭FX業者とは?」
と思った方も多いのではないでしょうか。あまり馴染みがありませんよね。それもそのはず。
店頭FX業者は、1社以外すべての国内FX業者のことを言います。
なので、店頭FX業者とは言わずに国内FX業者とまとめて呼ぶのが一般的です。
そしてこの、1社以外すべてというのが『肝』になります。
その1社が”クリック365”です。
クリック365は東京金融取引所の後ろ盾があり、他のFX業者と違ってレバレッジ25倍のままでも安全であると言われていました。
ただクリック365は、金融庁の天下り先として知られています。そして店頭取引とクリック365の取引高を比較すると、100倍以上も離れています。
・店頭取引 4900億円
・クリック365 41億円
この2点から、クリック365の売り上げを上げるためにレバレッジ10倍規制をするのではないかと言われています。
そもそも1社だけレバレッジを規制を受けず、25倍で取引が続行できるなんて理不尽でおかしなことですよね。
確かにレバレッジを規制するだけでは投資家保護にならないので、他に理由があると考えるのが当たり前でしょう。
こんなデメリットのあるレバレッジ規制から逃れる手はあります。
海外FXなら被害は一切なし&損失補填のメリットも

レバレッジを10倍に引き下げるとロスカットになるトレーダーがたくさんいることが歴史からわかります。
25倍に規制された際にも多くのトレーダーが困りました。
最大レバレッジが低くなりロスカット基準が高くなるので当たり前ですよね。FXトレーダーであるあなたはロスカットなる前に対処したいと考えますよね。
ただ含み損の状態で決済したくない方もいるでしょう。
安心してください。
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またGEMFOREXのような、海外FX業者にはこのレバレッジ規制の被害はないです。
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ゼロカットとは?
追証で払わなければならない金額を、FX業者が払ってくれるシステム。
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