10万をFXで6億まで増やしたGFFの手法と引退
かつてFXで6億稼いだ人物がいるのをご存知ですか。
彼はニコニコ動画の提供するニコ生FXで一躍有名になりました。
所持金10万円からFXを始め最初は負けていましたが、ある時たった5週間で2億円以上を稼ぎ出すことに成功します。
2億です。
2億あれば十分人生あがれちゃいます。
ですが彼はそこでFXをやめませんでした。
それからなんとFXで含み益6億まで増やすことに成功します。
そのFXで6億稼いだ男がGFF(ぐふふ)氏です。
ニコニコ動画で生配信することにより脚光を浴びたGFF氏。
ですが、なんと資金を6億まで増やしておきながらあれよあれよと溶かしていき、最終的には引退をしてしまいます。
6億なんて夢のような金額・・・。誰もが手にしたいはず。
一体どうやって6億を手にしたのかその手法、気になりますよね。
今回はGFF氏が6億稼いだその手法と、なぜニコニコのヒーローがあえなく引退し、散っていったのか探ってみたいと思います。
FXで億を稼ぎ出した男の手法
ではさっそくですが、気になる6億トレーダーGFF氏のトレード手法についてじっくり見ていきたいと思います。
RSI手法でブレイクを狙う
6億トレーダーのGFF氏が主に用いていた手法は RSI手法でした。
RSIとはテクニカル指標の一つで、とある期間内の値動きを上昇と下降どちらの勢いが強いか判断する指標のこと。
ではこのRSIを用いてどのようなトレード手法をとっていたのか。
詳しく説明していきましょう。
実は6億トレーダーのGFF氏はこのRSIにトレンドラインを引いていました。
ブレイクの瞬間を狙ってエントリーしていたのです。
基本的に利用するチャートは10分足。
※ただしトレンドの勢いをみる時は1時間足や4時間足でも見ます。
こうやってRSIに対し数本のトレンドラインを引いていくことで、エントリーと利確を繰り返していきます。
利食いのタイミングは買いの場合は利確幅を多めに、売りの場合は買いの半分程度におさえるとよいでしょう。
6億トレーダーが参考にしていたアナリスト
6億トレーダーのGFF氏は専門家の分析も積極的に取り入れていたようです。
その中でもGFF氏が特にお気にいりだったのが吉田恒氏と川合美智子氏だったといいます。
このお二人の紹介を少し。
吉田恒氏は「誰でもファンドマネージャー」という触れ込みのFX塾FXアカデミアの学長。
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」
など多数の書籍も執筆しており、様々な情報コンテンツの配信もしています。
>>マネースクエアFX
川合美智子氏は(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツの代表取締役兼外国為替ストラテジスト。
FXの予想や相場レポートなどを配信しています。
>>河合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法
どちらもFX界では名の知れたアナリストです。
こういったアナリストの予想も積極的に取り入れ、相場予想に励んでいたのですね。
GFF氏の貪欲さがうかがえます。
予想通り動いた円高
GFF氏が1番稼いだ時代は、1ドル=120円前後を行き来していたチャートですが円高が進み1ドル=100円になりました。
この時点で利確すれば2億円ほどの利益が出ましたが、GFF氏はまだまだ下がると予想。
多くのトレーダーがこれ以上は下がらないと予想していたので、ここでGFF氏は他のトレーダーとは違う動きに出ます。
一か八かとも言われていますが、見事予想があたり円高は進みました。
なんと1ドル=75円まで下がったのです。
ここで含み益6億円の天才トレーダーとなりました。
このようにGFF氏は、RSIと専門のアナリストの情報を駆使しながら、思い切った実行力で6億円を稼いでいったというわけです。
そんなGFF氏から見習うべきポイントを見ていきましょう。
損切りはマメにしよう
まずFX初心者がGFF氏から1番見習うべきなのは損切りについてです。
ニコニコ動画で配信するようになる前から、上手に損切りができていたかどうかはわかりません。
ですがこまめに損切りを行っていた姿は、利益を6億まで伸ばした1番大きな原因だと言えます。
稼ぐためには損切りが大事ということがわかりますよね。
ニコニコ動画スターからの転落
ニコニコ動画にFXのトレードを生配信することで人気を得てきた6億トレーダーGFF氏。
元は自動車工場の期間工として働いていました、
GFF氏は最初のうちは累計400万円の損失を背負うなど、最初から6億円トレーダーらしかったわけではないのです。
ただFXが好きで、空いてる時間を見つけてはチャートや為替ニュースなどを見るなどしてました。
そんな努力が実を結び、2010年の5月下旬から急に勝てるようになります。
利益が出始めてからたったの1ヶ月で資産は4000万円に。
そこから1ヶ月もしないうちに資産は6億まで増えました。
元手10万円で始めて6億なので、利益率は驚異の6000%。
しかし飛ぶ鳥を落とす勢いであった彼にも転機が訪れます。
一時は含み益が6億まで膨れ上がっていた資産が半分までに減らしてしまいます。
なんと3億円のロスカットにあってしまうのです。
3億です!さすが6億トレーダー、損失のスケールが違う。
その後も負けが続きジリジリと損失を重ねていってしまうのですが、なんと最後にはとうとう資金30万まで減ってしまったのです。
一時はニコニコ動画でスターのように持てはやされたGFF氏ももはや見る影も無くなってしまいました。
とある知人からは200万円を借りて返さないという、いわゆる仮りパク状態だったという話まで浮上しました。
ニコニコ動画の配信でも負け惜しみのような発言が続くようになり、GFF氏を神のように崇めていた信者たちも離れていくようになります。
6億トレーダーの栄光と影 転落そして引退
鮮烈なデビューから凄まじい勢いで資金を増やしたGFF氏。
2008年 10月
~2010年 5月
-400万円(損失)
2010年 5月
元手10万円から急に勝ち始める
2010年 6月
4000万円
↡
2億4000万円
2010年 7月
3億2800万円
※6億円達成(含み益)
↡
4億5300万円
↡
-3億円(ロスカット)
2010年 9月
1億円
さらに資産を減らし、
最終的な残金は30万円に…
6億円まで増やしては、3億円のロスカットを受けるなどトレードの豪快さもニコニコ動画で人気を呼んでいた理由の一つでした。
最後は100万円から大きく負け30万まで資金は減らします。これが決定打となりました。
放送では「これから面接です。完全復活も1、2年先くらいになっちゃうのかと思って」と話し、当時の輝かしさは完全に失われていました。
これが事実上の引退宣言となり、6億円トレーダーははかなく引退していったのです。
GFF氏の経験から何を学ぶか
6億円もの大金を稼いでおきながら、なぜあのような形で引退しなければならなかったのか。
3億でも残しておけば十分人生あがれたろうに・・・。恐らく多くの方がそのように思われるのではないでしょうか。
GFF氏はあくまで10億円の利益を目指していたといいます。
敗因を考えると、一つは欲を出し過ぎたこと。
そして2つ目は為替相場はそれほど甘くはなかったということでしょう。
インターバンクは個人投資家だけでなく、多くの機関投資家や世界中の金融機関などが参加しています。
相場はそのような人たちの思惑によって形成されていくのです。
良くも悪くも、GFF氏の思いっきりのよさが6億まで増やせた理由の一つでしょうが、最終的に仇となったのでしょう。
他にも、
●管理できるお金の範囲を超えていた
●注目され始め視聴者ウケが目的に
以上の理由が考えられます。
GFF氏の転落から何を学ぶか。それは読者のあなた次第です。
あなたにも6億円トレーダーになる資格がある
FX初心者のうちだと、利益が6億円なんて想像できないかもしれませんね。
GFF氏ほど、はじめからとんとん拍子に含み益を入れて6億円も稼いだ例は稀でしょう。
しかし高いレバレッジを使えば、例えば10万円を6億円に増やせる可能性が高まります。
というのも、少ない資金を使って大きな金額を動かすことができるからです。
現在国内では最大レバレッジが25倍ですが、海外なら最大1000倍のレバレッジを使えるところもあります。
しかも海外なら自分が証拠金で預けた金額以上のマイナスになることはないので、借金を背負うリスクはありません。
実は安全性からみても、海外FX。とくに海外FXの中でも最大レバレッジの高いGEMFOREXをおすすめします!
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