成功したいFX初心者は失敗例や失敗談から借金しない知恵を学ぶ
今回の記事では世にも恐ろしいFX初心者にありがちな失敗例や失敗談をまとめています。
「FXでバリバリ稼いで成功するぞ!」と意気込んでいるFX初心者のあなたも、どこかで失敗が怖いと感じておられるのではないでしょうか。
たしかにFXブログなどで紹介されている初心者の失敗例や失敗談には、目を背けたくなるのような悲惨な実話ばかりです。中には借金地獄に陥ってしまう初心者もいるとか…。
ですがこのような失敗例も事前に知っておけば、実際に起こった時にも回避することができるというものです。
今回はFX初心者のあなたがよくあるような失敗例と同じ状況に陥らないよう、「FX初心者にありがちな3つの失敗例」を紹介していきます。
FXブログでよく見かける損切りができずに借金という失敗談
まず紹介するFX初心者にありがちな失敗例は「損切りをしない」ことです。
損切りとは、含み損がある状態で取引を決済し損失を確定させること。即ち、それ以上の損失拡大を防ぐために現在の取引を諦めることですね。
損切りをしなかったために大きな損失を抱えてしまったというFX初心者の失敗例や失敗談は巷に溢れています。
決済ボタンを押すだけで損失をおさえられるのになぜ損切りをしないのかと疑問に思われる初心者の方もいらっしゃると思います。
と、思っている方のFX初心者が、実際にやってみると失敗例と同じような結果になります。実は損切りをしないのではなく、「できない」のです。
損切りができない理由はそれぞれ違いますが、大きく以下の2つが挙げられます。
根拠のない期待
FX初心者によくあるパターンですが、損失が出ても「もう少し待てば取り返せる!」といった根拠のない期待にしがみついてしまいます。
決断するころには時すでに遅し。損失は大きく膨らんでいます。
負けを認めない
「これ以上負けたくない」「これ以上損はでないはず」などといった理由から、損切りができないケースもあります。こちらも損切りのタイミングを逃してしまい、損失が膨らんでしまいます。
損切りができないことへの対策としては、注文と同時にストップ注文を入れておきます。
そうすることで、損切りのタイミングでもメンタルに左右されることがなくなります。小さな損失で大きな損失を防ぐことができるのです。
FXでは、負けの数が勝ちの数を上回っても問題ありません。負ける時は小さく、勝つ時は大きくを繰り返せばトータルで勝つことができます。
初心者はポジポジ病で借金に陥る
続いて紹介する初心者にありがちな失敗例は、ポジポジ病です。
必要以上にポジションを持ってしまう人たちを”ポジポジ病”と呼びます。
名前だけ聞くとかわいいですが、実際は大敗を喫する要因となるとても危険な病といってよいでしょう。
ポジションとは、取引中の注文のことを指します。例えば、買いから入れば売るまでの間に保有している注文のことをポジションといいます。
ポジポジ病にはいろんなタイプがいますので、これから紹介します。
ポジションが多ければいいと勘違いしているタイプ
とにかくたくさんのポジションを持てばプラスにできると思っています。そのため複数回エントリーしどんどんポジションを増やしていきます。
しかしFXはポジションの数が多ければ成功するというものではありません。気づけば損失が膨らんでいます。
FX依存症タイプ
こちらはエントリー中毒になってしまっている人たちです。とにかく暇さえあればエントリーをしてしまいます。
過去に利益を得た経験がある人に多いパターンで、全然チャンスだと思っていないのにエントリーを繰り返してしまうのです。
ポジションを持っていないと不安なタイプ
表題通り、ポジションを持っていないと不安な人たちです。ポジションを持っていないと儲けるチャンスを逃してしまっているのではないかと不安になります。
ですから、チャンスでない場合でも、とりあえずポジションを保有してしまいます。
以上のように、ポジポジ病にはいろいろなタイプがあります。もちろん、ポジポジ病は必ず損するというわけではなく、エントリ―し続けることでプラスが続く場合もあります。
しかし、本当にチャンスだと思った時にエントリーする場合に比べたら、利益を産む可能性は低くなりますし、損失が出た場合の精神的なショックも大きいでしょう。
対策としては、むやみやたらにトレードを行わないこと。
具体的な方法としては、
- トレードの回数に制限を設ける
- トレード収支結果をつけて現実と向き合う
- 損失が出た時に負けを取り戻そうとエントリーしてしまう人は、いったんfxから離れる
など冷静にトレードと向き合うことが大切です。ポジポジ病を治すには、精神的にも成長が必要です。
メンタルコントロールができていない
FXで成功するには、メンタルの強さが必要です。
メンタルの状態によって正しい判断軸がブレてしまうことは初心者によくあることです。
メンタルの強さが必要といっても、イチかバチか大胆に大きな金額でトレードをすることがメンタルが強いわけではありません。
感情に流されずにトレードを成功させることの出来る人がメンタルの強い人です。
初心者によくある感情トレード
初心者によくある失敗例や失敗談の中から代表的なものをあげると、損失が出た時に感情的になってしまい、負けを取り戻そうと無理なトレードをして損失が拡大してしまいます。
熱くなってしまう気持ちはわかりますが、本当に負けを取り返したいのなら一度冷静になり、チャンスを見計らってエントリーすることが大切です。トレードに感情は必要ありません。
メンタルに左右されないトレードの仕組みを作る
FX初心者は、周りの噂に流されてポジションを手放してしまったり、トレードに成功した勢いで調子に無謀なエントリーをする失敗例や失敗談が後を絶ちません。
メンタル強化はすぐにできるものではないですが、対策はあります。メンタルに左右されない自分だけのルールを作ることです。
「こういう状況になればこういった行動をとる」という自分だけのルールをあらかじめ決めておくのです。
例えば、
「買うときにいくら利益が出た時点で売る」
「損を確定した後は2時間fxから離れてリフレッシュする」
などと決めて実行すれば、メンタルに左右されることはありません。
しかしながら、ルールは決めたは良いが所詮自分で決めた自分だけのルールなので破ったところで罰がある訳ではありません。
その為、なかなか守れない人が多いのです。
「ルール違反だけど今回は特別に」などと自分の中で何かと理由をつけてルールを破ってしまうと、結果的にはメンタルに左右されてしまっていることになるので、まずはルールを決めてしっかり守ることが大切です。
失敗例から学ぶためのまとめ
今回は、fx初心者にありがちな3つの失敗例を紹介しました。
3つの失敗例への共通した対策をまとめると、
「自分の中でルールを決めて、メンタルに左右されないトレードを行う」
こちらを徹底すれば、今回の挙げた失敗はしにくくなるでしょう。
失敗を繰り返してこそ成功があると言いますが、fxにはお金が関わってきます。できれば、誰もが一度も失敗したくないと思っているはずです。
一度も失敗をしないでfxで勝ち続けることはなかなか難しいですが、失敗する時は自分が納得できる失敗の仕方ができるトレードができるようにしましょう。