銀行に預けることができる最高額はいくら?
このコンテンツでは銀行預金の限度額や銀行預金で資産を増やす際のデメリットについてまとめています。
「どこの銀行預金が限度額を設定しているのかな…」
このコンテンツを読んでいるあなたは、どの銀行が預け入れ上限額を設定しているかが気になっているのではないでしょうか?
ノーリスクで資産を保管できる銀行預金は今も多くの人が利用していますが、一部の銀行では銀行預金に限度額を設定しています。
そこで今回は銀行預金に限度額を設定している銀行や銀行預金のデメリットなどを詳しく紹介していきます。
そしてコンテンツの最後には銀行預金より効率よく資産を増やす方法として、おすすめの投資商品を紹介しています。
一部の銀行には預け入れ限度額がある
一般的にほとんどの普通口座は銀行預金の限度額を設けていませんが、一部の銀行では銀行預金の預入限度額を設定しています。
ちなみに銀行預金の預け入れ限度額を設けている金融機関は「ゆうちょ銀行」と「みずほ銀行(インターネットバンキング)」になります。
そこで、まずはゆうちょ銀行で銀行預金を行う場合の限度額を詳しく見ていきましょう。
商品 | 預入限度額 |
---|---|
通常貯金 | 1,300万円 |
通常貯蓄預金 | |
定額貯金各種 | |
財形貯金各種 | 550万円 |
振替口座(振替貯金) | 限度額がない |
通常貯金や定期貯金各種の限度額は1,300万円と設定されています。以前までの限度額は1,000万円でしたが、2016年4月1日より1,300万円に変更されました。
もう1つのみずほ銀行のインターネットバンキング(みずほダイレクト)でも銀行預金の預け入れ限度額が設定されています。
限度額が設定されている銀行預金口座は、ネットバンキングの「積立」と「定期預金」になります。
ここではみずほ銀行で銀行預金をした場合の限度額を表にまとめてみました。
銀行預金種類 | 限度額 | |
---|---|---|
定期預金 | スーパー定期 | 1,000万円まで |
大口定期預金 | 1,000万円以上10億円未満 | |
積立定期預金 | 1万円以上5億円未満 |
大きな資金を預け入れる方以外は一般的にスーパー定期の預金タイプを利用するので、限度額は1,000万円と見ておくと良いでしょう。
このように一部の銀行では銀行預金口座に限度額を設けていることがあるので、一度ご自身の銀行預金口座を確認しておくことをおすすめします。
銀行預金では資産はほとんど増えない
以前までノーリスクで資産を増やす方法としても有効であった銀行預金は、2016年の「マイナス金利の導入」によってほとんど資産が増えない状態になってしまいました。
マイナス金利というのは、民間銀行が日本銀行に預けている一部の当座預金にマイナスの金利をつける金融政策になります。
このマイナス金利の導入によって以前まで「0.02%」だった金利が「0.001%」にまで低下してしまいました。
では、マイナス金利が導入されたことによって銀行預金で得られる利息はどのように変わったのでしょうか?
金利が0.2%だったマイナス金利導入以前だと、100万円を預けていた場合、100万円の0.2%として年に約2,000円の利息がもらえます。
それが0.001%の金利になったマイナス金利導入後では、100万円預けていてもわずか10円の利息にしかなりません。
このようにマイナス金利が導入された現在では、銀行預金で資産を増やすことはおすすめできません。
元本保証は1,000万円という限度額がある
銀行預金が持つ特徴の中でも、特に魅力的な特徴となるのが「元本保証」です。しかし実はこの元本保証にも限度額があるのをご存じでしょうか?
この銀行預金の限度額についての制度を「ペイオフ」といい、万が一金融機関が破たんした場合に一定金額を利用者に返す制度になります。
このペイオフ制度には限度額があり、個人口座であれば1,000万円が元本保証の限度額になります。
ちなみに複数の金融機関で銀行預金をしている場合、それらの金融機関が同時に破たんした際の限度額はそれぞれ別に計算します。
そして同じ金融機関で複数の支店に預金をしている場合の限度額は1,000万円です。
外貨預金や他人名義の預金はペイオフの対象外なので、限度額どころか何も戻ってこない可能性もあります。
元本保証があるとはいえ、保証されている金額にも限度額があるということを覚えておくことをおすすめします。
低金利時代は銀行預金より投資がお得
マイナス金利を導入後、資金を預けてもほとんど利息がもらえない銀行預金はあまり資産の運用に向いていません。
また、万が一破綻しても1000万円の限度額しか保証されないのでリスクが全くないとは言えません。
ではこの超低金利時代に、どうやったら効率よくお金を増やすことが出来るのでしょうか?
そこで紹介したいのが、銀行預金より効率よく資産を運用できる「投資」です。
今まで投資をしたことがない人にとって、投資と聞くと「リスクがある」「損する」「投資の技術が必要」などを思うかもしれません。
確かに、投資商品によってはリスクがあり、かなりの勉強が必要なものもあります。
しかし投資商品によっては非常に低いリスクで、銀行預金よりも堅実に資産運用を出来るものがあります。
そこでここからは、より低いリスクで堅実に資産を運用できるおすすめ投資商品を紹介していきます。
おすすめの投資はズバリ「FX」!
リスクが低く、銀行預金よりも堅実に資産を運用できるおすすめの投資商品はズバリ、「FX」です。
FXというのはForeign Exchangeの略称をいい、2つの通貨を売ったり買ったりして利益を出す投資商品になります。
わかりやすく説明しますと2つの通貨で両替を繰り返し、両替した時の差額が損益になる投資商品です。
そんなFXにはこれから紹介する3つの特徴がありますので、それぞれ紹介していきます。
- 為替差益だけでなく、金利差でも利益が出せる
- 手数料が圧倒的に安い
- FX口座の限度額がなく、信託保全もある
為替差益だけでなく、金利差でも利益が出せる
FXでは為替レートの差額から得ることができる「為替差益」以外にも、トレードを行う2つの通貨間の金利差によって利益が出る「金利差益」があります。
FXの世界ではこれを「スワップポイント」といい、その通貨ペアでトレードを行っている間は毎日利息を貰うことが出来ます。
どういうことかといいますと、例えば高金利通貨として人気がある「豪ドル」と超低金利の「円」を組み合わせた通貨ペアでトレードを行ったとします。
豪ドルの金利が「1.5%」、円の金利が「0.1%」だとすると差額である1.4%分がスワップポイントとして貰えます。
スワップポイントはその通貨ペアの損益に関係なく、トレードを行っている間は毎日貰えるので堅実に利益を出したい方にピッタリですね。
手数料が圧倒的に安い
FXをおすすめする2つ目の特徴は、手数料が安いことです。
同じ外貨を扱う「外貨預金」や高い人気を誇る「株式投資」では口座開設費や売買手数料がかかってしまいます。
一方のFXの手数料は「スプレッド」という2つの通貨の「売値」と「買値」の差額のみで、一般的に0.3銭~2.0銭程度の手数料になります。
口座開設費や売買手数料がかからず、手数料であるスプレッドも非常に安いFXはコストを抑えて取り組める投資商品だと言えますね。
FX口座の限度額がなく、信託保全もある
最後の特徴は、FX口座には銀行預金のような限度額がないことです。
先ほど一部の銀行預金の限度額は1,000万円に設定されていると紹介しましたが、FX口座には限度額がありません。
一度の取引量や発注量に限度額はありますが、FX口座自体には限度額はないので、銀行預金で預けられない額も預けることが出来ます。
それにFX業者には万が一業者が破綻してしまった場合に、その預入金額を保証してくれる「信託保全」があります。
信託保全というのはFX業者がトレーダーの資金を複数の金融機関に分散して保管し、一度にすべての資産を失うことを回避するものです。
この信託保全によって、もしFX業者が破綻した場合でも最低限トレーダーの資金は保証できるようになっています。
預入の限度額がなく、万が一の場合にもしっかり信託保全で保証してくれるFXは安心できる投資商品だと言えますね。
当サイトにはそんなFXを始める方向けに入門講座と題したページもあります。銀行預金ではなくてお得に資産を運用したい!というあなたはこちらをどうぞ。