運用益を10倍に高める方法とは
「FXの運用における理想の平均利回り目標は?」
「もっと運用による利回り目標を高めたいんだけど…。」
FXの運用を行う上で目標設定はとても重要なことです。年間利回りの目標をいくらにするかによって運用のやり方も変わってきます。
利回りが安定してくれば継続的に利益が得られるようになりますので、健全な運用が行えているということになります。
また運用利回りによって、いくら資金投入すれば自身が目標とする数字に近づけるかもみえてくるというものです。
今回はそんなFXの利回りに関する疑問やお悩みに答えていきたいと思います。
そもそも利回りとは?FXでの理想の運用目標は?
利回りという意味について実はよくわかっていなかったという方もいらっしゃるかもしれません。おさらいも兼ねて利回りの意味について見ていきましょう。
利回りとは
「利回り」とはFXの運用で得た利益の元本に対する割合を意味します。
例えば100万円の資金を運用して1年で110万円に増やすことができたとすれば年間利回り10%となります。
もし100万円を150万円に増やせたとすれば利回り50%というわけですね。もちろん高ければ高いに越したことはありません。
重要なのは平均利回り
「1年で資産を2倍に増やした!」
などということを耳にすることがあります。
資産を2倍に増やすということは利回り100%ということになります。利回り100%はすごいですよね。
ただし仮に年間利回り100%であっても、翌年の利回りが10%であったとすれば、これは安定したトレードとはいえません。
よく履き違えられやすいのですが、本当に重要なのは一過性の利回りではなく平均利回りです。
平均利回りが落ちたというだけならまだいいですが、マイナス利回りに転じてしまっては目も当てられません。
あくまで目標は平均利回りだということを肝に銘じておかなければなりません。
FXにおいて平均運用益の目標はいくらにすればいい?
FXでの平均利回り目標はこれくらいがいいというのは一概にはいえません。
ただし初心者の方がこれからFXを始めるにあたり堅実な運用を目指すのであれば平均年間利回り10%くらいを目標にした方がよいかと思います。
100万円の資金を運用するのであれば年間利回り10%であれば10万円の利益が得られます。
100万円を1年間も運用してたったの10万円?もしかするとこれを聞いてがっかりされる方もいるかもしれません。
ですが初心者にとってFXは、そもそも最初は利益を上げること自体難しいとされています。そこで最初から利回り10%の利益がで出せれば上出来じゃないかと思います。
FXを少額で行う予定の方は、絶対に平均利回りを目標にしましょう。
利益額を目標にしてしまうと、少額だと利益も少ないのでモチベーションの維持が難しいです。
最初は利回り10%でも、どんどん利回りを大きくしていくことも可能です。それについてはもう少し後で紹介したいと思います。
プロトレーダーやファンドマネージャーはいくらくらいで運用しているの
機関投資家、いわゆるFXのプロといわれるファンドではどれくらいの利回りで運用しているのだろうか。
実はファンドなどでは平均利回り30%や60%以上はざらなのです。さすがプロといったところですね。
ちなみにファンドは顧客から資産を預かって運用をしているわけですから当然高いパフォーマンスが期待されます。
一般的な専業トレーダーもファンドマネージャーも同じプロであることに変わりはありません。ですが、トレードにおけるプレッシャーは全く違ってきますね。
プロのファンドマネージャーも扱う金額が変われば調子が崩れることがあるといいます。
理論上でいうと運用額が変わっても同じ条件で運用していれば結果は同じはず。
でも扱う金額がそれだけ重圧として重くのしかかってくるというわけですね。
利回り目標を大きくしていくためには?
最初は年間利回り10%くらいからがよいといいました。が、あくまで最初は、の話です。実際年間利回り10%を続けていても、初期資金が少ない場合は大した儲けになりません。
以下の表は初期資金100万円で、年間利回り10%で複利運用をした場合の収益イメージです。
元金 | 収益 |
---|---|
100万円 | 10万円 |
110万円 | 11万円 |
121万円 | 12万円 |
このような計算になりますね。見ているだけでげんなりします。3年も運用して三十数万円くらいの利益しかないなんて・・・。残念過ぎます。
もしある程度安定した平均利回りが実現できており、且つもっと高い運用益を目指したいという方はレバレッジを高くし運用額を増やすのがよいでしょう。
例えば先ほどの例でいくと3年間はレバ1倍で運用します。3年間利回り年10%を出せているので、4年目からはレバレッジを10倍にし、運用額も10倍に増やしたとします。
するとどうでしょう。計算はこのようになります。
年数 | 元金 | 収益 |
---|---|---|
1年目 | 100万円 | 10万円 |
2年目 | 110万円 | 11万円 |
3年目 | 121万円 | 12万円 |
4年目 | 1330万円(実際は133万円) | 133万円 |
5年目 | 2660万円(実際は266万円) | 266万円 |
ご覧の通り利回り1~3年目(レバレッジなし)と4~5年目の収益を比較して頂くと一目瞭然。レバレッジを使うと使わないでは運用が全く違ってくるわけです。
このように利回り10%は最初の目標としてはいいですが、資金が1000万円くらいしかないと利益がでません。レバレッジを上手く利用することでリターンを大きくするということですね。
株などの他の投資にはないのがレバレッジです。FXを始めるならぜひうまく使いたいですよね。
つまり資産運用で満足のいく利益を得るためには、時にはある程度のリスクも覚悟しなければならないということですね。(もちろん自己資金でできればそれに越したことはありませんが…。)
ちなみに利率で稼ぐ国債はレバレッジもかけられませんし、低い利率で運用しなければならないのでFXの方がオススメです。
年間平均利回りと運用に関するまとめ
では結論的な話になりますが、FXにおける平均利回りと目標の関係は、最終的にレバレッジをいくらかければ目標利益に近づけるかということに帰結しました。
現在トレード中の方は自身の運用成績ならどれくらいのレバレッジと運用額にすべきか。またこれから運用を始めようという方はまず利回り10%達成から目標にしてみてはいかがでしょう。
ただ、利回りを目標にしたとしても、大きな利益が欲しいと考えてしまうのが人間の性なのではないでしょうか?
利回りを目標にしながら、利益額を上げるには元手資金を増やせば良いのです。
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