未経験者に最適な初期資金はいくら?
「FX初心者の自分にピッタリな予算っていくらなんだろう・・・」
FXを始める際の予算で悩んでいる初心者のあなたはこんな疑問をお持ちではないでしょうか?
私がFX初心者だった頃を思い返してみても、FXに取り組む際の予算にはかなり頭を抱えました。
おそらく現在FX初心者のあなたも、初心者の理想的な予算額が知りたくてこのコンテンツに目を通されていると思います。
あくまで私の初心者時代の経験からですが、FX初心者に最適な予算額なんてものは存在しません。
この話を聞くとFX初心者のあなたは「え?」と思うかもしれませんが、FX初心者に最適な予算はそれぞれの経済状況次第ですので答えの出しようがないのです。
もちろん「予算に答えがない」なんて言われるとFX初心者のあなたは困ると思います。
そこでこのコンテンツでは、「答え」の代わりにFX初心者のあなたが最適な予算額を考えるためのコツについてまとめてみました。
初心者が初期投資額を決める際の3つのポイント
FX初心者が最適な予算を考える際にはこれから紹介する3つのポイントを考える必要があります。
- 余剰資金から予算を考える
- 利用するレバレッジを決める
- 初心者は目標利益を明確にする
それぞれについてこれから紹介していきます。
余剰資金から予算を考える
FX初心者のあなたが予算を考えるうえで大事なポイントは余剰資金を把握することです。
余剰資金とは月収から生活するために必要な資金を差し引いたお金のことをいいます。
例えばあなたの毎月の収入を20万円とします。
このケースで家賃や電気代といった毎月かかる経費が15万円だとしますと余剰資金は5万円(20万円-15万円)になります。
つまりこの5万円でFXに取り組むのが、FX初心者が予算を考える際の鉄則になります。
一方で生活費を削ってFXの投資に回そうとすると、生活が破綻するリスクがあります。
FXは感情を入れると負けるケースが多いです。
生活費を削ってFXを始める方はなかなか損切りできず、無茶な注文で取り返そうとして失敗する方が多いです。
無理のない範囲でFXに取り組むためにも、FX初心者のあなたは余剰資金との兼ね合いから予算を考えることをおすすめします。
利用するレバレッジを考える
FX初心者が予算を考える際の2つ目のポイントは、利用するレバレッジを考えることです。
レバレッジというのは小さな資金で大きな規模のトレードが行えるシステムのことを言いますね。
例えば10万円の予算にレバレッジ25倍を利用する場合、10万円の予算でなんと250万円のトレードを行えます。
海外FX業者には最大レバレッジ1000倍というFX業者もあります。レバレッジ1000倍なので1000円の資金でも100万円のトレードが行えます。
このレバレッジを利用するにあたって、FXでは「必要証拠金」という決められた資金を口座内に預け入れておく必要があります。
そこで国内FX業者でのレバレッジごとの必要証拠金をFX初心者のあなたのためにまとめてみました。
FX初心者から人気のレバレッジ | 必要証拠金(1万通貨) |
---|---|
25倍 | 4万円 |
20倍 | 5万円 |
5倍 | 20万円 |
1倍 | 100万円 |
予算額を左右する必要証拠金はこのように利用するレバレッジによって異なり、倍率が高いほど必要証拠金は少なくなっていきます。
ちなみにレバレッジを使えばFX初心者でも自己資金より大きな規模のトレードが出来る反面、ロスカットなど損をしてしまう可能性は高くなります。
そのため、リスクや必要証拠金を考慮してFX初心者は口座内に余裕を持たせられるような予算額を考えることがポイントになります。
ロスカットの発生を左右する証拠金維持率とは?
そもそもロスカットは「証拠金維持率」によって発生します。
証拠金維持率というのは口座内資金とトレードを行っているポジションの割合を表したもので、「有効証拠金÷必要証拠金×100」という計算式で算出することができます。
簡単に言いますと口座内資金が多ければ多いほど、ロスカットは発生しなくなるということになります。
ここで証拠金によってどのくらい証拠金維持率が変わるのか具体例を用いて見てみましょう。
例えば1ドル100円の時に、FX初心者のあなたの口座内には10万円の証拠金があったとします。
レバレッジ25倍で1万ドル分(100万円相当)を持った場合、必要証拠金は先ほど紹介した「4万円」です。
有効証拠金というのは口座内資金から損益見込み額を差し引いた額ですが、このケースでは損失見込み(含み損)がないと仮定して、10万円のままです。
ということはこの時点での証拠金維持率は10万円÷4万円×100=250%となります。
一般的にロスカットが発生する基準は100%~70%なので、150%は安全ラインだと言えますね。
では口座内に20万円の予算があった場合はどうでしょうか?
単純に10万円の有効証拠金が倍になるので、20万円÷4万円×100=証拠金維持率は500%となります。
このようにロスカットが発生するリスクを防ぐためには、いかに証拠金に余裕を持たせるかによります。
また最大レバレッジが高い業者を選ぶと、ロスカットになりにくくなります。
取引では1倍~5倍など低いレバレッジで行いたい方も最大レバレッジが高いFX業者を利用することをオススメします。
先ほどの例では、最大レバレッジ25倍で100万円相当の取引をしたため4万円(100万円÷25倍)が必要証拠金になりました。
例えばFX初心者であるあなたが最大レバレッジ500倍のFX業者で取引したとします。その業者で100万円相当の取引をすると、必要証拠金は2000円(100万÷500倍)で済みます。
予算を考える上で最大レバレッジも重要です。
取引は低レバレッジで行う予定の方も、最大レバレッジが高いFX業者はオススメできます。
ぜひ最大レバレッジの高いFX業者で口座開設して、予算をできるだけ抑えるようにしましょう。
初心者は目標利益を明確にする
次に予算を考えるポイントとなるのがFXで得たい利益(目標利益)を明確にすることです。
例えば1年を通して30万円の利益をあげる場合、単純に30万を12ヶ月で割ると月2万5千円前後を目安に取り組んでいくことになります。
目標利益が明確になればそれに必要なレバレッジや必要証拠金を逆算できるので、予算額を考えやすくなります。
それに目標利益を明確にすることはリスク管理にも繋がります。FX初心者の方はしっかり目標利益を把握して、自分に合った予算額を設定することをおすすめします。
理想の予算は30万円前後
正直なところFXの予算は各トレーダーの経済状況や目標次第によって変わります。
その点を考慮しての話になりますが、FX初心者に最適な予算の1つに30万円があります。
トレード初心者が30万円の予算でFXに取り組む場合、証拠金にある程度の余裕が出来るのでロスカットが発生するリスクも防ぐことが出来ますね。
仮に取引額が1万ドル(100万円相当)の場合、25倍のレバレッジを使うと必要になる証拠金は(100万円÷25倍)4万円になります。
必要な資金が4万円で予算が30万円なら、FXに取り組む際に26万円分の余裕が生まれますね。
FX初心者の間は資金に余裕が出るように予算を考える方が良い結果に繋がります。
この点を考えると、FX初心者のあなたが余裕を持ちながらトレードを行える「30万円」という予算は、FX初心者にとって理想的な予算額だと言えるのではないでしょうか?
もちろん30万円というのはあくまでFX初心者にとって理想的な予算の1つです。あくまで予算は人それぞれ、余剰資金によります。
仮に30万円の予算の用意が難しいのでしたら、これから紹介する内容を参考にしてみると良いでしょう。
少ない資金でFXを始めるためには?
大きな予算を用意するのが難しい方はなるべく少ない予算でトレードを始められるFX業者を選ぶことがポイントになります。
ちなみにFX初心者が少ない資金でFXを始める方法は「最低通貨数が少ないFX業者を選ぶ」と「海外FX口座を作る」の2種類になります。
それぞれの方法についてトレード初心者のあなたに向けて説明していきます。
最低通貨数が少ない海外FX業者を選ぶ
最低取引通貨数が少なくてFX初心者にとって使い勝手が良い海外FX業者は、GEMFOREXです。
GEMFOREXはFX初心者に非常にオススメできるFX業者で、海外FX業者にも関わらず、日本人のスタッフが半数を占めており、
「英語がわからないから海外FX業者は難しい。」
と思っている方にでもオススメできます。
また最低通貨数も1000通貨からとなっていて、FXの予算に悩んでいる方でも始めやすいのではないでしょうか?
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