スキャルピングが禁止のFX業者は避けるべき
スキャルピングトレードは、FX初心者でも利益が出しやすい手法で利用している方は多いです。
スキャルピングは、短時間での取引なので忙しい方にもオススメできる手法で小さい利益を積み重ねていく手法です。
そんなスキャルピングですが、
「スキャルピングが禁止されているFX業者がある?」
という噂を聞いたことがある方も多いと思います。この記事では
・スキャルピングが原因で口座凍結の可能性がある?
・なぜ禁止するのか?
・絶対にスキャルピングができるFX業者は?
という3つの疑問に答えていきます。
GMOもSBIもDMMなど有名会社も?口座凍結の可能性
スキャルピングを禁止しているFX業者はいくつもありますが、この章では特に利用者の多いGMO、SBI、DMMについて詳しく説明していきます。
この3社は知名度が高く、多くの人がFX取引に利用している業者です。
この3社以外にもスキャルピングを禁止している会社もありますが特にこの3社は影響が大きいので取り上げてみました。
①FXプライムby GMOクリック証券
GMOは大手インターネット会社が運営しているFX会社です。
チャートや画面が見やすく利用者の多いFX会社ですが、スキャルピングを禁止しているという噂があります。
dmmとgmoはスキャルピングをすると口座を強制退会になるらしい https://t.co/8zU9gACYPN
— Bitcoin土方 (@pc8000) March 10, 2018
にもスキャルピングを行って口座が凍結されたとの内容がのっています。
② SBIFXトレード
SBIFXもスキャルピングを禁止している会社になります。
SBIは1通貨から取引をすることが出来て、何よりスプレッドが低いのでスキャルピングを行うには適したFX業者です。
しかしSBIFXは、スキャルピングを禁止しているという噂をよく耳にします。
上記の記事にもスキャルピングを行って口座が凍結されたとの内容がのっているので参考にしてみてください。
③ DMMFX
DMMFXは国内利用者数NO1のFX業者です。
チャートなどの機能も充実しておりとても使い勝手の良い口座です。しかしDMMFXもスキャルピングを禁止しているという噂がよくあります。
「お客様の口座状況並びにお取引状況を精査いたしましたところ、 店頭外国為替証拠金取引(DMMFX)約款の禁止事項に該当していると判断 いたしました。」だって。何がダメなのか電話で聞いたら、「スキャルピングが多いから」「スキャル禁止ではないが取引金融機関との兼ね合いで」 #DMM
— かずぅ💸 (@rktnfx) October 17, 2016
にもスキャルピングを行って口座が凍結されたとの内容がのっているので参考にしてみてください。
以上のようにスキャルピングを禁止しているFX業者はたくさんあります。
今回は取引者数の多い上記3社を取り上げましたが、ほかにもスキャルピングを禁止しているFX業者はたくさんあります。
ではなぜスキャルピングは禁止されているのでしょうか。
次の章では、FX業者がスキャルピングを禁止している理由についてまとめます。
FX業者がスキャルピング取引を禁止する理由
この章では、FX業者がスキャルピングを禁止する理由について詳しく説明していきます。
なぜ利益を出しやすい手法のスキャルピングが禁止されるのか、この章を読めばしっかり理解出来ます。
まずFX業者がスキャルピングを禁止する、主な理由は3つあります。
それぞれ詳しく説明していきます。
短時間での注文を繰り返し行う手法が禁止されている
FX業者の規約は、短時間での注文を繰り返し行うことを禁止しています。
スキャルピングは少しの値動きでも利益が出るので正直な話、適当にトレードしても利益は出るときがあります。
そんなギャンブルのようなトレードを制限し、投資家を守るために短時間で何度もトレードを行うスキャルピングを禁止しているのです。
他にもFX業者の利益に関わる、スキャルピングを禁止している理由があります。
FX業者の不利益になる
FX業者がスキャルピングを禁止する大きな理由は、日本のFX業者はDD方式というものを採用していることにあります。
DD方式とは?
Dealinng Deskの略称です。DD方式は、投資家とインターバンク市場(マーケット)の間にFX業者が入る方式です。
つまり、投資家はインターバンク市場と直接取引していないのです。
FX業者は、投資家から注文を受けたら同じ金額をカバー先の金融機関に注文を出します。
これをしないと投資家とFX業者は利益が相対することになってしまうからです。
しかしDD方式の場合すぐにカバー取引をしているかというとそこはブラックボックスです。
もししばらく顧客の注文を握っていたら、顧客が損失を出したときFX業者は逆に儲かります。
DD方式のFX業者がスキャルピングを嫌がる理由はまさにここにあります。
スキャルピングで投資家に利益を出されたらカバー取引が間に合わなければFX会社は大きな損失を被ることになるからです。
DD方式はFXトレーダーよりFX業者に都合のいい仕組みです。
しかしFX業者は利益を取ることだけを考え損失を込む可能性のあるスキャルピングは拒否するのです。
サーバーに大きな負荷がかかる
FX業者がスキャルピングを禁止しているのは、サーバーに大きな負荷がかかることも挙げられます。
あまりにも大量の注文がごく短時間で来るとサーバーに負荷がかかりすぎ注文をさばけなくなってしまうリスクがあります。
もしサーバーがダウンしてしまうと、たくさんの投資家に影響が出てしまいます。
また状況にもよりますがFX業者に過失があった場合は、正常に注文を出せなかった投資家に補填しなければいけません。
最近でも東京証券取引所でメリルリンチ証券が出した大量の注文をさばくことが出来ずシステムがダウンしたことがありました。
この時、東証や証券会社は投資家に補填を行っています。
金融業者にとってサーバーがダウンしてしまうことはものすごく大きなリスクにつながるのです。
以上3点が、FX業者がスキャルピングを禁止している主な理由です。
ただ口座が凍結される明確な数字はなく、複数回で凍結されるケースもありますし30秒間で10回以上取引をしても凍結されないケースもあります。
ケースバイケースであることを知っておいてください。
ただ高額資金でスキャルピングを行うと口座が凍結になってしまうケースが多いように、調べた感じは印象を受けました。
利益の出しやすいスキャルピングですが多くのFX業者で禁止されていると聞くとがっかりしてしまう人も多いかと思います。
しかしスキャルピングを行っても口座が凍結されない方法はあります。
次の章では、スキャルピングをしても口座を凍結されない方法について詳しく説明していきます。
海外FXの場合は口座凍結の恐れなし
前の章では、FX業者がスキャルピングを禁止している理由についてまとめました。
しかしスキャルピングは利益の出しやすい取引です。
スキャルピングを合法的に行う方法はないのでしょうか。
答えはあります。それは海外FX業者を使うことです。
なぜ海外FX業者はスキャルピングを禁止していないのでしょうか。またスキャルピング以外にも海外FX業者を使うメリットはたくさんあります。
この章では海外FX業者について詳しく説明していきます。
海外FX業者がNDD方式であること
海外FX業者はNDD方式というものを採用しています。
先ほど国内FX業者はDD方式を採用していると説明しました。
DD方式は、投資家とインターバンク市場が直接つながっているのではなく間にFX業者が入ります。
一方のNDD方式は、投資家とインターバンク市場の間にFX業者が入らない方法になります。
NDD方式を採用しているFX業者は、カバー先から投資家にとって最も有利な「買値」「売値」をもらいます。
その「買値」「売値」にスプレッドを乗せて投資家に提示します。DD方式のようにFX業者が顧客の注文を持つことがなく仲介するだけです。
つまり、顧客の取引金額や取引回数がそのままFX業者の利益になるので投資家と利益が相対することはありません。
よってNDD方式はスキャルピングを行っても問題ないのです。
サーバーの問題はもちろんありますが、顧客が取引を行えば行うほど儲かるのでNDD方式の業者にとってスキャルピングはむしろありがたい取引なのです。
海外FX業者には国内FXにはないメリットがあること
海外FX業者を利用するメリットはスキャルピングを利用出来ることだけではありません。
海外FX業者を使うメリットに、
・ハイレバレッジ-国内では制限されている
・ゼロカット-金融法で禁止されている
があります。
国内FX業者の最大レバレッジは25倍ですが、海外FX業者のレバレッジは1,000倍を超える業者もあります。
高レバレッジで取引出来れば少ない金額でも大きな利益を出すことが出来ます。
しかし高レバレッジの場合、国内FX業者で採用しているロスカットとだと想定外の損失を負ってしまう可能性があります。
2018年の8月に起きたトルコリラショックなどが起こると相場の急変についていけなくなりロスカットが間に合わないケースがあります。
その場合、口座残高以上のマイナスになってしまうマイナス残高になってしまうことがあります。
しかし海外FX業者が採用しているゼロカットの最大損失は口座残高のみになります。資金がマイナスになることはないのです。
口座残高以上にマイナスになることがなければ高レバレッジでの取引が活きてくるのです。
このように海外FX業者はスキャルピング以外にもメリットの大きな口座といえます。
しかし海外FX業者にもデメリットはあります。
スプレッドは国内と比べると広い傾向がある
海外FX業者はその分国内FX業者に比べるとスプレッドが広い傾向があります。
スキャルピングは短い時間で何度も取引をするものなのでスプレッドが広いと不利になります。
海外FXの唯一のデメリットになりますが、このデメリットを補う方法があります。
その方法について次の章で詳しく説明します。
情報を知ればドル系スプレッドを0にすることもできる
先程の章では、スキャルピングが出来る海外FX業者について説明していきました。
メリットの多い海外FXですがスプレッドが高いことがデメリットになります。
しかし海外FXではスプレッドをなんと0にすることが出来るのです。
代表的なものとしてGEMFOREXのノースプレッド口座とXMのZERO口座について紹介します。
GEMFOREXのノースプレッド口座
海外FX業者にGEMFOREXという業者があります。
GEMFOREXの平均スプレッドは、ドル円の取引で1.2ですが、ノースレッド口座というものがあります。
ノースプレッド口座のスプレッドはドル円で最小で0、平均で0.3というものです。
ものすごく良い口座ですが以前は限定250口座だったので1年待ちの状態でしたがなんと2018年10月より無期限無制限解放されることになりました。
メリットの多い口座なのでぜひ利用をおすすめします!
XMのZERO口座
XMのZERO口座は最小0、平均で0.1というとても優れた口座です。
レバレッジが500倍までなどの制限がありますがスキャルピングを行う上でスプレッドは重要になるので使うメリットは大きいと思います。
今回はFXのスキャルピングについてまとめていきました。メリットの多いスキャルピングですが国内FX業者ではスキャルピングを行えないことも多いです。
メリットの多い海外FX口座を使ってスキャルピングを行ってしっかり利益を出していきましょう!
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