投資経験のないFX初心者でも勝率50%あればプラスにできる
FXの世界には全くの初心者からトレードを始めて僅か数カ月の間に億トレーダーに成長する強者がいます。
FXで稼いで華やかな生活を送っているなんて聞くとなんだか羨ましくなっちゃいますよね。
FX初心者の誰もがそのような勝ち組に憧れてFXを始めるのではないかとます。初心者の自分だって頑張って勝率を上げていけばいつか大金が手にできるかも・・・。
ですが現実はどんな初心者でも簡単に稼げるほど甘くはありません。
初心者の実に90%が負けて散っていくのがFXです。
初心者のあなたが10%の勝ち組になれるかどうかは、勝率をあげるだけでなく確実にトレードの利益を高めていかなくてはなりません。
FXはシンプルにいえば上がるか下がるかの2択。このような理屈で考えれば勝率は50%のはずです。それにも関わらず90%の勝率で敗けていくのです。
一体どうすれば勝率を上げることができるのか・・・。FXの初心者多くの場合こういったことを悩みます。実はFXは勝率50%でも(正確にいうと勝率50%以下でも)勝つことができます。
しかし多くのFX初心者はこれに気づかないため、誤った投資ロジックで取引していることも少なくありません。
はっきりいって勝率99.9%だとしても、残りの0.01%で大敗を喫すれば全てを失うことだってあり得ます。
勝率と実際の利益は一体どのように関係しているのか。勝率が低くても儲けるためにはどうすればいいのか。
当コンテンツでは、勝率50%でもどうすればプラスにできるかを詳しくまとめていきたいと思います。
初心者でも50%まではすぐにいける
そもそも「勝率50%がきつい」と思っているFX初心者はトレード日誌をつけるところから始めていきましょう。
実は勝率50%以上を出すのはFXではそれほど難しいことではありません。
嘘みたいな話ですが、日々のトレード結果を分析し改善を行っていくだけでいとも簡単に50%くらいの勝率は達成できます。
ですが、FX初心者がなぜそれほど勝率50%が難しいと感じているのでしょう。それには理由があります。
実は初心者の多くが日々のトレード結果を分析したくても、そのやり方がわかっていないというのです 。
つまりこれがわかっているだけで他の初心者トレーダーとは勝率で圧倒的に差がつくということですね。
そこでまずFX初心者が自身のトレードを振り返り、分析するために具体的な方法について紹介していきたいと思います。
トレード日誌のつけかた
ではトレード日誌のつけ方から見ていきましょう。
まず記録する項目としては以下のようなものがあげられます。
- 日付
- 買い/売り
- 取引通貨単位
- 注文ロット数
- 買値/売値
- 指値
- 逆指値
- 決済価格
- 獲得pips
- 使用チャート
- エントリーの動機
- 備考
こんなところでしょうか。
あとエントリー時点でのチャートのスクショと、決済時のスクショもとっておくとなおよいかと思います。
トレード分析の手法
分析の手法は簡単です。
日々のトレードの結果がある程度のデータが溜まってきたら、今度はそのデータの中から共通性のあるものをグルーピングしてみたりしながら勝率を分析します。
例えばゴールデンクロスのタイミングでエントリーしていると、勝率が8割という結果が出ているなら、その手法がかなり手堅いことがわかります。
逆に違うパターンで入っている場合にその勝率が低いとすれば、その方法はあまり自分のトレードとあっていない可能性もあります。
このように自身の過去のトレードの良し悪しを判断し、選別しながらよりよいトレード手法を目指していくのです。
FXは資金管理さえしていれば必ず勝てる
FXは勝率が高ければ勝てるものでないとお話ししました。
コツコツドカンといった具合に、どんなにコツコツ稼いでも一回のドカンでやられてしまうのです。
ではこのドカンを回避するためにはどうすればいいのでしょうか。
端的にいえばこのドカンさえ回避することができれば着実に資産を増やすことができるはずですよね。
そこで必要となるのが資産管理です。FXにおける資産管理とは、自身の勝率に合わせて適切な資産を投入すること。
これによりトレード成績の安定を図ることができ、ドカンを防ぐことができるようになるのです。
以下は堀祐士氏の推奨する資金管理ルールです。勝率と一度のトレードで失ってよい金額の関係が記されています。
勝率 | 資金量 |
---|---|
50% | 2% |
60% | 3% |
70% | 5% |
80% | 8% |
90% | 10% |
これに従えば勝率が50%の時は資金量の2%までなら失っても構わない。
つまり100万円の資金がある場合は2万円までの損失を許容できるということになります。
それ以上の損失が出そうな時には損切りをすることになります。
2%と聞くと少ないと感じる人もいるかもしれませんが、この比率が安全で安定的なトレードをするための秘訣なのです。
勝率が50%未満の時に見直すべき項目
FXは勝率に関係なく利益が出せる投資だとお話ししました。
ですが、勝率が極めて低く利益が出てないとなると、勝率を上げるための改善はやはり必要となるでしょう。
まず勝率が上がらない時に疑うべき項目はエントリーのタイミングです。
なぜかといえば、FXは基本的に勝てる確信があるとき以外はエントリーしてはならないのです。
それにも関わらず、FX初心者は頻繁にエントリーを繰り返してしまうことがあります。
なぜこのような行動をとってしまうかというと、これはもうギャンブルで熱くなるのと同じですね。
常に冷静でいることがFXの勝率を高める秘訣です。
今回のまとめ
今回の記事では、FXでは勝率が高いに越したことはありませんが、勝率だけでは勝てないということがよくおわかりになるかと思います。
FX初心者がトレードで成功を収めるためには、勝率よりも安定性が重要です。
これさえしっかりしていればきちんとして収益が得られるようになります。
勝率は50%くらいでも構いません。今回のノウハウを生かしぜひ勝てるトレーダーを目指しましょう。
また勝率を上げるためには、多くの知識が必要です。
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