未経験者がトレードを上手く行うポイントとは?
こちらは連載企画「そこが知りたい!トレードのコツと必勝法」の第一回として、FX初心者のあなたがFXで勝つために知っておきたいコツをまとめています。
「FX初心者の自分でもトレードで勝てるコツって何かあるのかな…」
「リスクを抑えるコツとかFX初心者にもおすすめの業者ってあるの?」
FXで勝てるコツが知りたい初心者のあなたはこのような疑問を抱いているのではないでしょうか?
投資の1つとして最近注目が集まっているFXはいくつかのコツをしっかり押さえることができれば、FX初心者のあなたも高い確率で利益を出すことが出来ます。
そこで今回はFX初心者のあなたがトレードで利益を出すために押さえておきたい4つのコツ
を紹介していきます。
FX初心者に向いている通貨ペアでトレードを行う
まず初めに紹介するコツはFX初心者に向いている通貨ペアでトレードに取り組むことです。
FX初心者のあなたに向いている通貨ペアというのは「米ドル/円」や「ユーロ/円」といった通貨ペアになります。
米ドルやユーロは世界の基軸通貨として流入数が多く、マーケットの情報が得やすい特徴があります。
そして馴染みがある「円」との組み合わせなので、FX初心者でも取り組みやすいと言えますね。
他にも「円」で組み合わせられている通貨ペアは他の通貨ペアと比べてスプレッドが狭い傾向があります。
スプレッドとは売値と買値の差額のことでFXでかかる手数料となります。
FXの業者はこのスプレッドが主な収入源となっています。
スプレッドが狭い「米ドル/円」や「ユーロ/円」といった通貨ペアを利用することでFX初心者のあなたはコストを抑えることもできますね。
テクニカル指標を使ってトレンドを見極める
次に紹介するコツはテクニカル指標を活用して相場を見極めることです。
テクニカル指標と聞くと「難しそう…」や「FX初心者の自分でも使えるの?」と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか?
そこでここでは、数あるテクニカル指標の中でもFX初心者の方も使える基本的なテクニカル指標を紹介していきます。
基礎中の基礎!覚えておきたい「ローソク足」
最初に見ていくのはチャートを見る上で基本となる
「ローソク足」になります。
ローソク足には始値より終値が高いことを表す白い「陽線」と、逆に終値より始値が高いことを表す黒い「陰線」の2種類があります。
ローソク足チャートは「1分足」や「15分足」、「30分足」など表示したい相場の情報を一定期間に区切って表示することが出来ます。
効果的にトレードを行うコツとして、FX初心者のあなたはまず基本となるローソク足の読み方をしっかり把握することをおすすめします。
トレンドの把握に役に立つ「移動平均線」
もう1つのFX初心者のあなたが知っておきたい基本的なテクニカル指標は「移動平均線」になります。
移動平均線というのは相場の動きを一本の線で表したテクニカル指標となっており、どこで売買をするべきかというのが一目でわかるようになっています。
ちなみにFXには相場が大きく上昇する「上昇トレンド」とその逆の「下降トレンド」の2つのトレンドがあります。
このような相場のトレンドを把握することが、FX初心者のあなたが売買タイミングを的確に判断するためのコツになります。
例えば上昇トレンドが始まったら「買い」注文をして、トレンドが最大まで伸びた時に「売り」をすれば大きな利益を出すことが出来ますね。
ここで紹介した「ローソク足」と「移動平均線」を使うことが、FX初心者のあなたが勝つ確率を大幅に上げるコツだと言えます。
負けないコツは?初心者は損切りを徹底する
3つ目に紹介するコツは勝つためのコツではなく、トレードを上手く行うために必要な負けないためのコツです。
そんな負けないコツとしてみていくのは、大きな損失を防ぐことができる「損切り」の徹底になります。
損切りというのは持っているポジションに含み損が発生した場合に、含み損が大きくなる前に早めに決済することです。
いきなり損切りや含み損と言われてもよくわからないと思うので、ここで具体例を用いて解説していきます。
損切りと含み損
例えばあなたが1ドル100円のときに1万ドル分(100万円相当)のポジションを持ったとします。
ある日為替レートが変動し、1ドル97円にまで下落してしまったとします。
この時点で100万円相当だった1万ドルが97万円相当になってしまったので、このポジションの含み損は-3万円となりますね。
損切りはこの3万円の含み損がそれ以上大きくなる前に自ら決済、もしくは指値注文などで決済することによって損失額を最小限に抑える手法になります。
FX初心者のあなたも「含み損が〇円になったら決済する」という損切りラインを決めておけばそれ以上の損失を出すことはありません。
FX初心者のあなたは大きく負ける確率を下げるためにも、ここで紹介した損切りの徹底をおすすめします。
自分に合った良いFX業者を選ぶのもコツ
最後に紹介するコツは、FX初心者の方に向いているFX業者で口座開設をすることになります。
FX初心者のあなたに向いているFX業者で口座開設を行えば、効果的にトレードに取り組むことが出来ますね。
しかしFX初心者に向いているFX業者を選ぶことがコツ!と言われても、どんなFX業者がFX初心者に最適なのかよくわからないと思います。
そこでここではFX初心者のあなたが良いFX業者を選ぶためのコツとして、チェックしたい3つの項目を見ていきます。
- 提供スプレッドは狭いか
- 使いやすい取引ツールを提供しているか
- 少額で始めることができるか
提供しているスプレッドは狭いか
1つ目にチェックしたい項目はFX業者が提供している標準スプレッドになります。
FXの手数料となるスプレッドはFX業者によって異なるので、FX初心者のあなたは狭いスプレッドを提供している
そこでここでは、FXの中でも人気がある4種類の通貨ペアの業界最狭スプレッドを一覧にしてみました。
人気がある通貨ペア | 業界最狭スプレッド |
---|---|
米ドル/円 | 0.27銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 |
ポンド/円 | 1.0銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 |
このように最も狭いスプレッドは「米ドル/円」で0.27銭、「ユーロ/円」で0.5銭となっています。
FX初心者のあなたはここで一覧にしたスプレッド表を目安にFX業者を選ぶことをおすすめします。
使いやすい取引ツールを提供しているか
2つ目にチェックしたい項目は、FX初心者にも使いやすい取引ツールを使えるかどうかになります。
トレードを行う上で必須になる取引ツールは、使いやすさや操作スピードによってトレードが大きく左右されます。
中でも特に人気が高く、多くのユーザーから評価が高いのは「MT4(Meta Trader4)」になります。
世界で最も利用されているMT4は「使いやすさ」が圧倒的に優れており、利用者は「一度使うと、もう他のツールは使えない」と口にするほどです。
使いやすい取引ツールでトレードに取り組みたい方はMT4を扱っているFX業者がおすすめです。
少額で始めることができるか
最後のチェック項目は少ない資金で始めることができるかどうかです。
FXには業者ごとにいくらからポジションを持つことが出来るかを表す「最低取引通貨単位」があります。
最低取引通貨単位が少ないFX業者ほど少ない資金からFXを始められると言えます。
最近では「1,000通貨から」が一般的ですが、中には「100通貨から」や「1通貨から」といったFX業者もあります。
初期費用を抑えたい方やFX初心者の方は最低取引通貨単位が低いFX業者を選ぶことがコツになりますね。
4つのコツとまとめ
今回はFX初心者がトレードで勝つために知っておきたいコツとして、4つのポイントを紹介してきました。ここまで紹介してきたコツを改めてまとめてみると、
- 「米ドル/円」や「ユーロ/円」といった通貨ペアを利用する
- ローソク足や移動平均線をしっかり把握する
- 負けないためにも損切りを徹底する
- FX初心者と相性の良いFX業者を選ぶ
このようになります。
中でもFX初心者のあなたが一番押さえておきたいコツをあえて言うならば、FX初心者と相性の良いFX業者を選ぶことです。
FX初心者と相性が良いFX業者でトレードを行えば、FX初心者のあなたもより効果的にトレードに取り組めるようになりますね。