外貨を扱う2つの投資商品の違いとは?

外国為替証拠金取引とは

このコンテンツでは「そもそも外国為替証拠金取引とは?」という基本情報や、同じ外貨を扱う外貨預金との違いについてまとめています。

「外国為替証拠金取引って何なの?」

「外貨預金と外国為替証拠金取引ってどう違うのかな…」

外国為替証拠金取引に興味があるあなたはこのような疑問を抱いているのではないでしょうか?最近では自分で資産を運用していく投資に注目が集まっています。中でも特に外貨を扱う外国為替証拠金取引と外貨預金の人気が高まってきています。

ところが外国為替証拠金取引と外貨預金にはある4つの大きな違いがあり、外国為替証拠金取引のほうが優れた投資商品であることが分かりました。

この話を耳にすると「その4つの違いって何!?」と関心が強まるかと思います。そこで今回は外国為替証拠金取引と外貨預金の4つの違いについて詳しく見ていきます。

そもそも外国為替証拠金取引とは?

まず初めに「外国為替証拠金取引とは何なのか」という解説から始めていきます。

外国為替証拠金取引とはFX(Foreign eXchange)の正式名称のことをいい、2つの通貨を売ったり買ったりしたときの差額が利益になる投資商品です。わかりやすく言うと2つの通貨を両替して、その両替した時の為替レートの差額が外国為替証拠金取引の利益になります。

外貨預金と外国為替証拠金取引の4つの違い

FXと外貨預金の4つの違い

外国為替証拠金取引は簡単に言うと、2つの通貨を両替して利益を得る投資商品だと説明しました。

「え?じゃあ外貨預金と変わらないじゃん」

外国為替証拠金取引は両替によって利益を得るという簡単な説明を聞くと、あなたはこのように思うのではないでしょうか?実は外国為替証拠金取引と外貨預金には、これから紹介する4つの違いがあります。それぞれ1つずつ見ていきます。

  • レバレッジがある
  • 取引時間が違う
  • 手数料が安い
  • 金利差でも利益がもらえる

外国為替証拠金取引で使える「レバレッジ」とは?

外国為替証拠金取引と外貨預金の一番大きな違いとして、外国為替証拠金取引は「レバレッジ」が使えることです。

レバレッジとは証拠金を担保として、自分の資金を最大で25倍まで増やしてトレードすることができるシステムです。例えば10万円の資金にレバレッジ25倍をかければ、10万円×25倍=250万円分のトレードができます。

一方外貨預金ではレバレッジというシステムはないので、所有資金分のトレードしか行えません。

このように外国為替証拠金取引では、少ない資金でもレバレッジを利用することによって大きな規模のトレードができますね。

当サイトにはFX初心者が知っておきたいレバレッジのリスクや上手く使うコツをまとめたコンテンツもあります。レバレッジをしっかり使いこなしたい!というあなたはこちらをどうぞ。

レバレッジを使いこなすコツやリスクの詳細はこちら

外貨預金と比べて「取引時間」が長い

2つ目の違いとして外国為替証拠金取引は外貨預金と比べて取引時間が長いことです。

投資を行う上で取引時間は非常に重要なポイントになります。本業をしながら投資にも取り組みたい方などは特に夜中まで取引可能な投資商品が良いと思うはずです。

その点、外国為替証拠金取引は平日24時間取引が可能となっているので副業として始める方や普段忙しい方にも最適な投資商品だと言えます。一方の外貨預金の取引時間は外貨預金サービスを提供している銀行や証券会社によって異なります。

例えば、楽天銀行や住信SBIネット銀行といったネット銀行での外貨預金は24時間取引可能となっています。しかし大和証券や都市銀行などの取り扱い窓口での外貨預金は、営業時間内までというように取引時間が限定されてしまいます。

外国為替証拠金取引は時間を制限されることなく自分の時間でトレードできるので、忙しい方や副業としてもピッタリだと言えますね。

「手数料」は外貨預金の10分の1

手数料は外貨預金の10分の1

3つ目の違いは、外国為替証拠金取引と外貨預金の「手数料」の違いになります。

まず外国為替証拠金取引と外貨預金の手数料は「スプレッド」といいます。スプレッドとは通貨の「売値」と「買値」の差額のことをいい、スプレッドが狭いほうが手数料は安いということになります。

そこでここでは、外国為替証拠金取引のスプレッドと外貨預金のスプレッドを一覧にしてまとめてみました。

人気の通貨ペア 外国為替証拠金取引 外貨預金
米ドル/円 0.3銭~ 都市銀行:1円~
ネット銀行:15.0銭~
ユーロ/円 0.5銭~ 都市銀行:1円~
ネット銀行:8.0銭~
ポンド/円 1.0銭~ 都市銀行:2.5円~
ネット銀行:30.0銭~
豪ドル/円 0.7銭~ 都市銀行:2円~
ネット銀行:20.0銭~

このように外国為替証拠金取引と外貨預金ではこんなにもスプレッドに差が出てしまいます。

「でも1円とか15銭とかあんまり変わらないんじゃないの?」

このように思う方もいるかと思います。そこで1万ドルではどのような差が出るのかを見てみます。

例えば1ドル100円のときに100万円分を口座に預けて「米ドル」を買うとします。そうすると、


外国為替証拠金取引: 100万円÷100.003(1ドル100円+0.3銭)=9999.70ドル分購入

外貨預金(都市銀行):100万円÷101(1ドル100円+1円)=9900.99ドル分購入

外貨預金(ネット銀行):100万円÷100.15(1ドル100円+15銭)=9985.02ドル分購入

となります。そして1ドル100円のままもう一度「円」に戻すとすると、


外国為替証拠金取引:9999.70ドル×99.997円(1ドル100円-0.3銭)=99万9,940円

外貨預金(都市銀行):9900.99ドル×99円(1ドル100円-1円)=98万198円

外貨預金(ネット銀行):9985.02ドル×99.85円(1ドル100円-15銭)=99万7,004円

というようになりました。
つまり往復でかかった手数料を計算すると、


外国為替証拠金取引:100万円-99万9,940円=60円(往復手数料)

外貨預金(都市銀行):100万円-98万198円=19,802円(往復手数料)

外貨預金(ネット銀行):100万円-99万7,004円=2,996円(往復手数料)

となります。この結果の通り、外国為替証拠金取引の方が外貨預金より手数料が安く済みます。特に都市銀行で外貨預金をした場合の往復手数料は非常に高くなっています。

手数料の面で比較してもやはり外国為替証拠金取引の方がコストを抑えてトレードすることができますね。

金利差で貰えるお得な「スワップポイント」とは?

4つ目は、外国為替証拠金取引と外貨預金の「スワップポイント」の違いです。

スワップポイントとは2つの通貨間の金利差を利息としてもらえるもので、高金利通貨を購入して低金利通貨を売るときに発生します。例えば超低金利通貨である「日本円」を売って高金利通貨の「豪ドル」や「NZドル」を買えば、金利差分を利益として貰うことが出来ます。

外国為替証拠金取引のスワップポイントはその外貨を保有している限り、毎日スワップポイントが貰えるのに対して、外貨預金は外貨の満期時にのみもらえます。また外国為替証拠金取引のスワップポイントは日々変動しているのに対し、外貨預金は預入時の金利で固定されてしまいます。

このような違いからも、外貨預金と比べて外国為替証拠金取引の方が自由で有利な取引が可能だと言えますね。

ここまでのまとめ

今回は外国為替証拠金取引の基本的な情報や外貨預金との違いを4つ紹介してきました。同じ外貨を扱う投資商品でも、外国為替証拠金取引の方が少ないコストで大きなリターンが狙えると言えます。

投資を始めるにも外国為替証拠金取引か外貨預金か迷っているあなたは、大きな利益を狙いやすい外国為替証拠金取引をおすすめします。
 


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