現在の日本では銀行にお金を預けるのは損

預金は損?

お金を増やしたいと思ったら投資をしたり貯金をしたりと、色々な方法があります。特に、投資の経験がない人はリスクヘッジのために「一旦は銀行にお金を預ける」という選択をする方も多いと思います。

預金自体は悪いことではないのですが、今現在の銀行の金利を考えると資産を増やすという観点において預金はあまり良い選択とはいえません。

預金をする事が資産を安全に増やせる時代は、金利が高かった昔の話で、現在の日本では銀行預金は最も割が悪い資産運用の1つです。このコンテンツでは、お金を増やす方法として預金が割りに合わない理由を、預金金利をベースにお話していきます。

貯金が最も割の悪い資産運用である理由とは?

結論から言うと、預金では資産を「運用」することはできません。

そもそも資産運用とは「自身の持つ資産を貯蓄・投資し、効率的に資産を増やしていくこと」を指します。確かに資産運用の手段の中には「貯蓄(銀行預金)」という方法もありますが、それは大前提として預金金利が高い状態である時の話です。

そもそも、金融機関が貯金に対して利息を付ける理由は、預かったお金を高い利率で個人や法人に貸し出し、その利ザヤで儲けるためです。つまり、利息を付けることによって私たちにお金を預金させます。その預金させたお金を、更に高い金利(貸出金利)で個人や企業に貸し付けているのです。

このような構造があるので預金に発生する利息は銀行の貸出金利より低いですし、銀行の貸出金利が数%の現在では預金の利息はほとんど期待できません。

2017年の預金金利は年利0.001%

2016年現在の銀行の預金金利は年利で0.01%程度です。金融機関によって利率は異なってきますが、現在の預金金利は非常に低い水準にあります。年利0.01%という事は、仮に1,000万円を銀行に預けても1年間で100円しか利息が付かないという事です。

0.001%の利率では資産を増やすことは不可能ですので預金とは違った投資と言われるタイプの運用手法を考える必要があります。株式投資やFXといったタイプの投資の利益率は銀行預金の何十倍、場合によっては何百倍になることもあります。

お金を増やしたいのでしたら銀行に預けるお金を投資に回して運用したほうが良いでしょう。1,000万円預けて年間で100円しか利益が出ない銀行預金は実は最も利益率が低い資産運用なのです。

現在の利率では資産が減る事すらある

マイナス金利で資産が減る?

現在、日本銀行(以下、日銀)は日本初のマイナス金利政策を導入しています。マイナス金利政策は2016年1月の日銀政策決定会合にて可決されました。マイナス金利政策の導入により、増々預金をすることが意味を成さなくなっています。

マイナス金利政策とは、民間銀行が日銀に預けている預金に対して、マイナスの金利を掛けることを意味します。つまり、今までは民間銀行が日銀の口座にお金を預けておくだけで利息が付いていた状態を、逆に日銀にお金を預ける事で貯金が減ってしまうのです。

これは「世の中にもっとお金を回しなさい」という日銀からのメッセージのようにも捉えることが出来ますが、現実問題として銀行預金は有効な資産運用法ではなくなってしまっています。

多くの日本人は預金という行為は安全と思っていますが、それはもう過去の話。マイナス金利が導入された現在の日本では銀行にお金を預けると資産が減ることも考えられるのです。

マイナス金利の影響とおすすめ投資商品についてはこちら

銀行の金利が大幅に上がる確率はゼロ

日銀がマイナス金利を打ち出した現在の日本では今後預金金利が大幅に上がる確率はゼロと言っても過言でありません。日銀のゼロ金利政策は一時的という見方もあるようですが、日銀は今後も現在の基本的な方針である「世の中にお金を回す」という事項は変えないはずです。

つまり、今後もっとお金を世の中に回してもらうために低金利の時代は続く可能性は高いですし、2016年現在よりも金利が下がる可能性すらあります。2016年現在の金利がただでさえ低いのにこれ以上下がるとなると預金は資産総額を減らす資産運用の代表格になってしまいます。

現在の日本の国家財政と日銀の政策から考えると今後預金金利が「大幅」に上がる可能性はゼロと言い切ってしまっても問題ないでしょう。

ペイオフ制度があるので1,000万円以上の預金は損

日本の金融機関にはペイオフという制度があります。ペイオフとは簡単言うと、銀行が破たんしたとしても預けている1,000万円とその利息部分は保障されるという制度です。逆に言うと、1,000万円以上預けていても、1,000万円を超える部分については保障されないことを意味します。

このことについてそもそものペイオフの仕組みと絡めて説明していきますが、銀行にお金を預けると、自動的に預金保険制度の対象になります(一部の預金は対象外です)。

そのため、預金者と金融機関と預金保全機構という三者間で、保険契約が知らないうちに成立しているのです。この保険制度で保証されている金額は1,000万円とその利息分なのでそれを超える範囲の金額は保証の対象外となってしまいます。

銀行が潰れるリスクはゼロではないことを考えると1000万円を超える金額を銀行に預けることは割に合いません。どうしても元本全額を守りたいということでしたら国債をはじめとした元金全額が元本保証になるタイプの金融商品で資産運用に取り組んだ方が良いでしょう。

お金を増やしたいのなら貯蓄の一部を投資に回す

ここまで話をして分かったと思いますが、単に銀行にお金を預けても、お金は一向に増えません。それどころか、1,000万円以上の部分は保障されないし、マイナス金利になれば逆にお金が減ってしまいます。

そのため、資産運用を通して今あるお金を増やしたいのでしたら貯蓄の一部を投資に回すことをおすすめします。このコンテンツの前半で紹介した「株式投資」や「FX」の他にも、「不動産投資」や「投資信託」、「先物取引」など、お金を増やせる投資はたくさんあります。

ここで紹介した投資商品は全て銀行預金よりもはるかに期待利回りが高いので資産を増やしたい人にはぴったりなはずです。もちろんいきなり貯蓄全てを投資に回すのは難しいと思いますのであくまで無理のない範囲内でです。

1つの目安としては貯蓄の2割~3割です。貯蓄の2割~3割でしたら仮に全額失ってもそこまで多くは困らないと思います。無理のない範囲から投資をはじめて成功体験を積み重ねていき、徐々に投資額を増やしていくことをおすすめします。

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まとめ

低金利時代への預金は考えもの?

ここまで紹介してきましたように低金利はおろか、マイナス金利でさえある現在の日本においては銀行に預金をすることはマイナスなことの方が多いです。このコンテンツで紹介した内容に振り返りになりますが、銀行預金という資産運用にはこれから紹介する4つのデメリットがあります。

  1. 「そもそも利率が低い」
  2. 「利率がマイナスになる可能性もある」
  3. 「今後の利率上昇は期待できない」
  4. 「1,000万円以上の金額に保障はない」

今あるお金を増やすという「資産運用」本来の目的を達成したいのでしたら銀行に預けたお金の一部を投資に回した方が良いでしょう。貯蓄の2割、人によっては5%で良いので無理のない範囲でコツコツ投資に取り組めば長い目で見れば預金よりもはるかに効果的に資産を増やせるはずです。





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